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CDNの料金体系は?転送量の計算方法をわかりやすく解説

  • 公開日:2024年12月26日
  • 最終更新日:2025年05月27日

CDN(Content Delivery Network)の導入は、Webサイトのパフォーマンスを最適化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる効果的な方法です。しかしCDNにはいくつかの課金ポイントがあり、事業者によって計算⽅法が異なっているケースが多く、複雑になりがちです。

本記事では、CDNの概要や課金体系、データ転送量の計算方法を詳しく解説し、Webサイトのパフォーマンス向上に役立つ知識を提供します。

CDNサービスの課⾦体系

CDN にはいくつかの課⾦ポイントがあり、事業者によって計算⽅法が異なっているケースが多く、複雑になりがちです。
本資料では、課金体系の説明や転送量の計算方法、CDNを利用する際に集めておきたい情報などをわかりやすく解説しています。

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目次

    CDNとは

    CDN(Content Delivery Network)とは、オリジンサーバー(お客様のサーバー)のデータをCDNサーバーへキャッシュし、データの配信を肩代わりするサービスです。

    おもな目的は、Webサイトのパフォーマンスを向上させることであり、大容量のトラフィックがあるアクセス環境でも安定したサービス提供がおこなえます。
    CDNを活用すれば、Webサイトの表示にかかる時間を短縮し、高速で安定したコンテンツの配信が可能となるでしょう。

    以下の記事では、CDNの詳しい解説や効果的な活用方法を解説しています。CDNについて詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

    CDNとは?メリット・デメリット、効果的に使う方法を解説

    記事を見る

    CDNの主な課金項目

    CDNにはデータ転送量・リクエスト数・SSLの利用などいくつかの課金ポイントがあります。

    主な課金項目として、転送量課金とリクエスト数課金について説明します。

    転送量課金

    ほとんどのCDNサービスではデータ転送量に基づいて課金しており、1GiB(ギビバイト)あたり〇円という課金方法を設定していることが多いです。
    転送量にはアウトバウンドトラフィックとインバウンドトラフィックがあります。

    • アウトバウンドトラフィック:CDNサーバーからエンドユーザーへ送信されるデータ転送量
    • インバウンドトラフィック:エンドユーザーからCDNやオリジンサーバーへ送信されるデータ転送量

    さくらインターネットの「ウェブアクセラレータ」や「ImageFlux」ではアウトバウンドトラフィックのみが課金対象となりますが、CDNサービスによってはインバウンドトラフィックも課金対象としているケースもあります。利用するサービスの課金方法を確認しておく必要があります。

    転送量はWebサイトのトラフィック量やコンテンツの種類、キャッシュ効率やコンテンツ更新頻度などの要素により変動するため、CDNを検討するうえでも重要な項目となります。月間のデータ転送量を把握できれば、適切なコストが検討できるでしょう。

    リクエスト数課金

    CDNにおける「リクエスト数(トランザクション)」とは、実際にユーザーがWebサイトにアクセスし、ファイル(HTMLファイルや画像ファイルなど)の応答をおこなった件数を指します。

    CDNサービスによっては、転送量とリクエスト数の両方を課金ポイントとしているケースもあり、リクエスト10,000回あたり〇円という課金方法の場合が多いです。ニュースサイトやイベント関連など、多数のユーザーが同時にアクセスするWebサイトや、多数のCSS・JavaScriptファイル・画像などで構成されているリソースが多いページはリクエスト数が多くなる可能性があるので考慮が必要です。
    ウェブアクセラレータやImageFluxでは、リクエスト数課金をおこなっておりません。

    CDNの料金体系

    CDNサービスの料金体系では、事業者によって異なります。代表的なものとして以下のパターンがあります。

    • 従量課金型:配信された分だけ課金
    • コミット型:固定費用+超過費用で課金
    • 定額課金制:月額固定費用

    なかでも、従量課金型とコミット型の違いについて、下記の図に沿ってそれぞれ解説します。

    従量課金型

    従量課金型は、実際に使用したデータ転送量やリクエスト数に応じて料金が発生する料金体系です。固定の月額料金は定められておらず、その月の配信実績に応じて請求金額が決定されます。

    データ転送量やリクエスト数に波が多い場合、使用した分だけの支払いで済むため、小規模サイトや季節変動の大きいWebサイトに適しています。

    コミット型

    コミット型は、事前に一定量のデータ転送量を契約し、コミット値の範囲分では定額料金を支払う料金体系です。実績値がコミット値内に収まっていれば月額費用のみが請求され、コミット値を超過した場合は超過分の費用が請求されます。

    配信ボリュームがある程度予想できる場合は、毎月の請求額を一定に保つ運用が可能となり、費用を抑えられる可能性があります。従量課金型に比べてコミット型の場合は、ボリュームディスカウントを提供している事業者も多いです。

    一方で、実際のデータ転送量が契約量を大きく下回った場合でも一定の金額を支払う必要があるため、予測の精度が重要です。

    CDN転送量の計算方法

    CDNサービス導入における費用の算出のためには、転送量が課金ポイントとなることが多いため、どれくらいのデータ転送量が発生しているかについて調べる必要があります。

    コミット型や従量型などいくつかの料金体系がありますが、いずれにしても転送量の適切な計算がコスト管理をするうえでは重要です。CDNサービスの導入を検討しているのであれば、自分のWebサイトの転送量を把握することが求められるでしょう。

    GBとGiBの違い

    CDN事業者によっては転送量の単位がGB(ギガバイト)とGiB(ギビバイト)とで、計算方法が異なるケースがあります。
    GBとGiBはどちらもデータ量を表す単位ですが、それぞれ基準が異なります。

    • 1GB = 1,000MB = 10^9Bytes(10の9乗バイト)
    • 1GiB = 1,024MB = 2^30Bytes(2の30乗バイト)

    GBはSI(国際単位系)に基づいており、通常はハードドライブやSSDなどの記憶装置の容量を表すのに使用されます。また、単位もわかりやすいため概算での計算時や広告などではよく使われます。
    GiBはIEC(国際電気標準会議)によって定義され、コンピュータのOSやソフトウェアによるメモリやディスクの容量表示に使用されることが多いです。より正確なデータ量を表すのに適しています。

    1,000と1,024では一見大きな差がなさそうに見えますが、データ総容量が大きくなるにつれて影響が大きくなります。
    利用するCDNサービスがどちらの単位を採用しているか確認しましょう。
    ウェブアクセラレータやImageFluxでは、GiB(ギビバイト)を採用しています。

    Webサイトの転送量の計算方法

    ここではWebサイトの転送量の簡単な計算方法をご紹介します。

    1PVあたりのページ容量から算出

    トップページなどもっともアクセスが集中しているページのURLにアクセスします。
    Chromeの開発者ツール(F12)のネットワークタブから1PVあたりのページ容量を確認します。
    ブラウザのキャッシュの影響があるため、Ctrl + Shift + Rなどでスーパーリロードをおこなってください。

    赤枠で表示されている部分がブラウザが受け取った総容量です。
    1PVあたりのページ容量に月間PV数をかけることで、月間の転送量目安の概算が算出できます。

    【例】
    • Webページ閲覧回数(PV):10,000
    • 対象ページの総容量:3MB
    【実際の計算】
    • 10,000×3=30,000MB

    ※ページが複数ある場合は、それぞれのページ容量と各ページごとの月間PV数を合計してください。

    1ページ単位で転送量を確認する方法は、開発者ツールのほかに Pingdomや、 GTmetrixなどのWebアプリで確認も可能です。

    【注意】

    上記方法はあくまでも概算での算出方法です。
    実際にはブラウザのキャッシュ機能などで実際は転送量が概算より減る場合や、コンテンツの内容や更新頻度で変動する場合もあります。

    上記計算方法はCDN導入前の概算での算出目安としていただき、より正確にCDNの利用を検討したい場合は、CDN事業者が提供する無料トライアルや無料枠を活用して検証しましょう。

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    CDNを検討する際に集めておきたい情報

    一般的にCDNサービスを見積もる際に集めておきたい情報は下表のとおりです。

    影響を与える要因 概要 確認方法
    ⽉間転送データ量 毎⽉ユーザーに配信されるデータ量
    • 分析ツールを利⽤する
    • Webサーバーのログファイルを確認する
    ⽉間のリクエスト数 ユーザーがWebサイトにアクセスした際に発⽣するリクエストの数
    • 分析ツールを利⽤する
    • Webサーバーのログファイルを確認する
    HTTP or HTTPS HTTP、HTTPSの配信状況(HTTPのみ、HTTPSのみ、HTTPおよびHTTPSの両⽅) Webサーバーの設定を確認する
    ピークトラフィック (Mbps/Gbps) もっともトラフィックが多い時間帯のデータ転送量 分析ツールを利⽤する

    上記の情報と検討しているCDNの課金ポイントを把握しておくことで、最適なCDNサービスを検討できるでしょう。

    CDNサービスの料金プラン

    さくらインターネットでは、以下のサービスをご用意しています。

    • ウェブアクセラレータ
    • ImageFlux

    それぞれのサービス内容や料金体系について、以下で解説します。

    ウェブアクセラレータの料金

    ウェブアクセラレータは手軽に使える高コストパフォーマンスCDNサービスです。ウェブアクセラレータからエンドユーザーへのデータ転送量5円/GiB の従量課⾦型です。

    少量の利⽤から5円/GiBのみのシンプルな課⾦体系でご利⽤いただけます。

    さくらのクラウドのプロジェクト毎に
    アウトバウンド転送量500GiB分の無償利用枠あり

    詳細はサービスサイトをご確認ください。

    サービス詳細を見る

    ImageFluxの料金

    ImageFluxは画像に特化した画像CDNで、画像変換・キャッシュ配信ができるクラウドサービスです。
    お客様の用途にあわせて4つのプランがあります。
    転送量課金となり、基本料金に定められた転送量が設定されており、規定値を超えた場合に別途超過料金が発生します。

    個人で気軽に始められるスターター しっかり使って効果を実感できるベーシック すべての機能を使えるプレミアム 大量のアクセスにも対応可能エンタープライズ
    基本料金 0円/月 5,500円/月 27,500円/月 お問い合わせください
    転送量上限※ 10GiB 20GiB 1,000GiB ご用途や課題を
    お伺いして最適な
    ご提案をいたします
    画像変換回数 無制限 無制限 無制限
    リクエスト回数 無制限 無制限 無制限
    オリジン設定 1個まで 2個まで 20個まで
    + + +
    転送量上限超過時 27.5円/GiB 27.5円/GiB 27.5円/GiB

    ※ ImageFluxの転送量課金は、エンドユーザーへの転送料(アウトバンドトラフィック)のみです。

    料金詳細を見る

    まとめ

    CDNは、Webサイトやアプリケーションのパフォーマンス向上に大きく貢献する技術です。
    CDNを効果的に導入するためには、自分のニーズに合ったキャッシュサーバーの選択、適切な設定、定期的なモニタリングと最適化が重要です。

    また、CDNサービスの課金体系を理解しておけば、コストを予測し、無理なく導入ができます。導入を検討している方やCDNサービスにかかるコストを知りたい方は、「CDNサービスの課金体系を見るポイント」を解説した資料を用意してありますので、ダウンロードのうえご覧ください。

    CDNサービスの課⾦体系

    CDN にはいくつかの課⾦ポイントがあり、事業者によって計算⽅法が異なっているケースが多く、複雑になりがちです。
    本資料では、課金体系の説明や転送量の計算方法、CDNを利用する際に集めておきたい情報などをわかりやすく解説しています。

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    構成・執筆・編集

    CDNチーム

    ウェブアクセラレータは、突発的なアクセスへの備えから日々の負荷軽減まで幅広く気軽にご利用いただけるCDNサービスです。

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